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大きな活字でよみやすい本:哲学とは
著名人が語る考えるヒント 4 哲学とは?  (B5-P233)
① 身(み) 精神としての身体      市川 浩  著
② 心の広さということ           坂部 恵  著
③ 芸術と理性                今道友信 著
 哲学というとなにか難しそうに思いがちですが、ほんとに読みやすく、わかりやすく、ためになる本でした。

芸術を理性的に解釈する1例として
 しゃぼん玉 とんだ  屋根までとんだ     屋根までとんで  こわれて消えた
 しゃぼん玉 消えた  飛ばずに消えた    うまれてすぐに こわれて消えた
 風 風 吹くな  しゃぼん玉 とばそ

この詩は野口雨情が雑誌の締め切りが迫っているときに、雨情の子供が風邪をこじらせて、死の病気にとりつかれて、童謡を書ける状態ではなかったのです。子供はとうとう死んでしまいました。雨情は子供としゃぼん玉とが一つのイメージとなって作った詩です。

『しゃぼん玉とんだ 屋根までとんだ』は子供が生まれて、やっとここまで育ってきたという、子供の成長を日々願ってきた親の切なる気持ちがこめられています。『屋根までとんで・・・・・』ではせっかくここまで育ってきたのに。という悔しさと悲しさです。『風 風吹くな しゃぼん玉 とばそ』では屋根にぶつかって壊れてしまった風(風邪)は吹くなという祈り、自分の子供は死んだけれど、他の子供は幸せに育つように、という親として切なく悲しい願いではないでしょうか。しゃぼん玉の輝きをひとつも表現していなくとも、いつまでも人々の心を引き付けている詩です。

美しさの1例として美しさとは最大の自己犠牲の姿である。
大きな果物籠をもって友達の病気見舞いにいった。病室の窓越しに友達の恋人がきているのが見えた。その恋人は貧しい人で、リンゴを一つ持ってきて、渡している。友達はそれを手に非常に喜んでいる。この喜びはリンゴそのものでなく。恋人の心を喜んでいる訳です。
その恋人を恥ずかしがらせず、喜んでいる友達の気持ちを壊さないように、大きな果物籠を部屋の外に置いて、手ぶらでお見舞いしてきます。これによって「あいつはケチだ」「せこい やっちゃ~」なんて評価されてしまうかもしれません。でもその友達の喜んでいる気持ちや恋人の持ってきた赤いリンゴを永遠に生かす事になります。これこそ美しい心であるといえます。

上手く説明できませんけど、このような例題をもって哲学を解いており、おもしろいので、是非おすすめです。

| nobuyoshi | 20:39 | comments (2) | trackback (0) | 感動した |
コメント
こんにちは~

「シャボン玉の歌」、実はとっても悲しい歌なんですよね~それを知ったのは、大人になってからですけど・・・・

それからは、気楽に歌えなくなってしまいました。

子どもが死んでしまったんだな~~と思うと、胸が詰まってしまって・・・(泣)

美しさの1例、のお話し、心に沁みました。
他の人の事を考える、すなわち他人を生かすことになるのですね~~

ありがとうございました~!
| 実花 | EMAIL | URL | 08/08/23 09:18 | Vh/VqAig |

コメントありがとうございました。
昨日の共励会で教会長先生に雨情の詩について、触れていただきました。
 雨情は最大の悲しみである、子供の死を乗り越えても、他の子供の成長を願い、祈り、後世まで残る詩を残しました。
 私は神様より、最大のおかげを受けながらも、ご神願成就のお役に立てておりません。情けないですね。少しは頑張らねばと、勇み足で、共励会では出しゃばりすぎてしまいました。全くダメですね。反省しました。
| nobuyoshi | EMAIL | URL | 08/08/23 21:13 | uw8u9v6. |


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